いまは空前の『ダイエットブーム』がきていると言ってもいいくらい、
ダイエットやフィットネスがSNSなどを通して流行していますよね。
さまざまなダイエット方法がある中で、どういった思考法でダイエットを
続けていけばいいのか?この疑問を哲学の基本となる二項対立(にこうたいりつ)
をもとに解説していきます。
二項対立とは?
1つのことに対して2つの概念が存在するという理論です。
太る⇆痩せる
男⇆女
主体的⇆客体
健康⇆不健康
不安⇆安心
このように、二つの概念が矛盾と対立の関係にあることを言います。
AとB を対比して一方が正しいと判断する考え方。
筋肉をつけると太くなるのか引き締まるのか?
サプリメントは飲むと健康になるのか?サプリなんか不必要なのか?
こういった全く逆の考えからなる思考を二項対立と言います。
日常の会話の中でも多いですよね。
情報の偏りに気をつける
よし!今日からダイエットを始めよう!
そう思い立ったらまず始めるのが情報収集だと思います。
SNS、本、ブログ、YouTubeなど、
調べ方はたくさんあり、情報も何百通りと出てきますが、
何が正しくて何が正解なのかはその分野の専門家じゃない限り分かりません。
それじゃどうしたら自ら正しい情報を入手出来るのか?
そこで役に立つのが二項対立の考え方です。
1つのダイエット方法の宣伝や広告からその内容は自分にとって正しい情報
なのかを分析することができます。
例えばこんな広告があったとします。
【このサプリを飲むと1ヶ月でマイナス10kgになりました!】
この宣伝から考えるられる対立要素として、
痩せると健康はイコールなのか?
そもそもサプリは必要なのか不必要なのか
痩せないのは不健康なのか?
自然の食材と人工的な食材はどちらがいいのか?
1ヶ月での激痩せは健康なのか?1ヶ月での標準的減量値は?
ざっと考えただけでこう言った要素が出てきます。
なんとなく、対立的な要素を出すと商品を疑う様になるかも
しれませんが、冷静に考えるとこのような要素が浮き出てきます。
パッと商品を買うときはこんなことは考えないと思いますが。。。
日常生活の中で比較と言う要素は正常な判断を自ら決定することのできるポイントです。
比較はどちらかが良いとは限らない
AとBを比較した際に一方を良しとする考え方は必ずあるわけですが、
必ずしもマイナス側に置かれているものが絶対にマイナスというわけでもないのが現状です。
これだけマイナスとプラスに分けましょうと言っているのに矛盾している様に
聞こえるかもしれませんが、一方をマイナスにしている価値観や情報も疑うというのが
倫理としては正解かもしれません。
ただ単純にパッとみて良いと判断するのではなく、
良い方と思う理由や、悪いと思う理由を考えられるクセをつけることに
健康という幅の広いジャンルを見極めるきっかけになります。
まとめ
健康に関しては本屋やネットの情報がすごく多く、
何が正解で不正解なのかがわかりづらくなっているのが現状です。
不確定要素が多い中で、相対する要素を考えられることは
自分の健康を保つうえで大切な要素となります。
自分の体を理解して、自分だけの健康を手に入れましょう!!
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